[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
順調(?)につづきです。
一日遅れでその日その日のssを
かいてみてます。
今のところ、今日4日までは書けてます。
手直ししながら順次アップ出来たらいいな。
目指せ、カレー記念日。
ということで
「つづきはこちら」からどうぞ。
※日記
かしわ餅をいただきましたvv
こしあんが美味しかったのです(*^_^*)
季節のモノって美味しいですよね~。
果物にしてもお魚にしても旬に頂くのは
最高のぜいたくだと思うのです。
つぎはさくらんぼを食べたい~。
5月2日
飲み過ぎると朝が起きられない。
アルコール初心者だった学生の頃なら
いざ知れず、30も過ぎれば学習だってする。
・・・はずだと思いたいけれど
いつだってまんまと飲み過ぎてしまうのは何故だろう。
そんな自問自答も繰り返すうちバカバカしくだってなる。
実際に経験した直後でないとどうもいけない。
とはいえ、ビール2本程度にセーブをして臨んだ朝。
「うし、ばっちし」
昨日の夜、珍しく食卓に並んだアリス特製の夕飯に
舌鼓を打ってくれていた火村も、今朝は未だ布団の住人。
這いだしたアリスの気配にも身じろぎをしただけで
まだ起きないでいてくれるらしい。
まったくもってアリスの意図を汲んでくれる男だ。
アリスがしたいこと、自分がするべきことを
まあ大筋では察しているのだろう。
丁寧に背を向けて寝転ぶ火村を尻目に朝食の準備を始めた。
「朝やで~、起・き・てv」
ちゅっと可愛らしく頬にちゅう、とはいかず
おめざの一発はおっさんのぶちゅう、だったが
受ける当人とて同じ齢のおっさんだ、気にするな。
「・・・おはよう、アリス」
ここまで来てようやくアリスの意図を「正確」に
把握したらしい火村は特に嫌がりもせずのってくれた。
「うぎゃ、やめや~」
お返しとばかりに伸びたひげを頬に擦りつけて来るのには
愛の鉄拳を持ってお答えしたが、めげるでもなく
足元にすり寄るモモを抱き寄せて目覚めの一服だ。
TVからは、阪神がとうとう15試合HRゼロという
楽しくもない話題が聞こえてくるが
極力気にしない体を装ってコーヒーを注ぐ。
パンの焼き加減は上々。
ベーコンだってこんがり旨そうだ。
ポーチドエッグは・・・まあ、形はいびつでも
食べてしまえば一緒だ。
トマトは赤々として艶めいている。
まるで幸せな食卓。
当たり前、にも似た幸福。
ともすれば、錯覚してしまいそうなほど
柔らかな雰囲気を纏ったまま火村は学校へと
向かい、アリスは部屋の掃除なんかをするのだろう。
そして、転寝をしたり、本を読んだり
午後からは夕飯の支度を始めたりするのだ。
夕方になればじっと耳を澄ませ。
玄関から「ただいま」の声を聞きたくて。
そう思うだけで胸がざわめくけれど、
そのざわめきがなんであるのか、は
今は未だ知らないでいたいと思う。
「今日あたりからずっと雨みたいやから
濡れんように気いつけてな」
「ああ、といってもこの降り方じゃそうも言ってられない
だろうけどな。ったく、酷い雨だ。・・・いってくる」
玄関先でうんざりといった表情で空を見上げていた
火村は、鞄を抱えると振り返りもせず行ってしまった。
それでも。
いや、だからこそ。
その背なかに追いすがって言ってやるのだ。
「いってらっしゃい」
