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ぼちぼち続いております。
いつまでいけるかどうかはちょっと不明ですが
予定としてはカレー記念日まで続けるつもりです。
とりあえず、プチ連載ってことで。
当然のように時系列は
ヒム誕、アリ誕からの続きです。
未読の方はまずそちらからどうそ。
下、のつづきはこちら、から本文です。
※ちょっと日記※
白髪が!!
自分でも気が付き始めてはいたけれど
人に指摘されるまでに増えたのよ、白髪が!!
今年に入って急に、白髪が目立ち始めて・・・
ううう、間違いなく若白髪だわ。
体調のせいも大いにあると思いたい。
まゆげにまで白髪って相当。
今のところどうにかするつもりも予定もないですが
これ以上、激しく白髪ルものならさすがに考えます。
4月30日
「ふっ、はぁ~」
喉にしみわたる冷たさが堪らない。
思い出に浸るつもりがもつれ合いに発展し、
思いの他嵌めを外してしまった感がどうにも否めない。
結局、そのままだらだらと布団の上で過ごし
その名の通り重い腰をあげて風呂へ向かったのが先ほど。
夕方とはいえ未だ日が高いうちから浴びるシャワー程
贅沢なものはない、と改めて実感しつつ
冷えたビールを煽る。
ちょっとした気分転換にももってこいだが
いつもとは違うタイミングでの入浴は
たまらなく贅沢な気分に浸れるものなのだ。
「なんたるしあわせ~」
破顔して窓辺へと歩み寄る。
つい最近まで真冬の寒さが続いていたと言うのに
あっという間に初夏の陽気だ。
晴れた日の夕方、西日の差す頃はさぞ暑かろう。
籠ってしまった湿気をはらう為に開けた窓からは
それでも夕方の涼しい風が吹きこんでくる。
薄手のシャツを申し訳程度に羽織り、アリスは
暮れゆく空を眺めて珍しく煙草をふかしていた。
常よりもゆっくりと湯に入った為に
身体は心から温まり、ぽかぽかとした陽気では
後から後から汗ばんできてしまう。
本当は何も着ず、といきたいところだが
いかんせん未だ日もある。
別に外から見えやしないとわかってはいても
なんとなしに、気恥ずかしいのだ。
風呂上がり、斑に染まった胸元の痕――。
思い出からつい潜りこんでしまったのがいけなかったか、
与えられる温もりが久しぶりだったからなのか、
ノリにのって、しかも自ら・・・乱れてしまった。
反芻するのも恥ずかしい痴態を
年甲斐もなく繰り広げてしまった気もするが
これでもか、というほど健全?な汗をかいて
一種スポーツの延長みたいな心地よい気だるさだ。
まあ、たまにやから・・・な。
遠くに忍び寄る夕陽色に顔を染め
はは、とどこか乾いた笑いを滲ませて
煙を吐き出す。
「なんだ、珍しいな」
上がり際、明日洗うのが面倒だから、と
栓を抜いた風呂ガマを洗っていた火村が
ガシガシとタオルで頭を拭きながら戻ってきた。
当然のように上半身裸で。
見なきゃよかった――。
声につられて振り向いたアリスは派手に顔をしかめ
さらに頬の赤みを増すはめになったからだ。
なんつう・・・。
冷蔵庫へ向かう背中についた、爪痕。
それを付けたのが自分だというのが
何より恥ずかしい。
おまけに最中はぶっとんでいて
無意識なのだから更に恥ずかしいのだ。
きっとみっともなく、おまけに必死で
火村の背中にしがみついているのだろう。
そう思うだけで居た堪れない。
そんなアリスに気がつかずに真っ直ぐ冷蔵庫へと向かい
取り出したビールを煽る火村は、煙草に手を伸ばそうと
コチラを見て初めて無言で・・・ほぼ睨むに等しい目線を
送るアリスに気がついた。
どうした、と。
言いかけて止める。
あの顔は激しく恥ずかしがっている顔だと気が付いたからだ。
訝しむかわりに片眉を吊り上げて
「ありがたいことに湯が染みたぞ」などと嘯いてみせる。
「も、黙れや」
逆切れ状態ではあるが、構うものか。
短くなった煙草を灰皿に押し付けると
買ってきた惣菜を冷蔵庫から取り出し始める。
「ちょっと早いけど、食べようや。はらへった」
「ああ、適度な運動の後に摂る食事は身体にもいいんだぜ・・、って」
まだ言うか!
今度こそキレて通り過ぎざまに向う脛を蹴っ飛ばしてやった。
続きます☆
